MuSSL工法

MuSSL工法

MuSSL工法は、強制定着機構を設置した鉄筋を用いる新しい継手構造で、 ループ継手の適用が困難な薄い床版厚にも適用可能です。また、あご付き形 状版にも使用できるため場所打ち部の底型枠が不要となる他、あご部先端までプレストレスが導入されるため場所打ち部の耐久性に優れます。
MuSSL工法

特徴

  • 下側主筋の曲上げ定着によりあご付き形状版の適用が可能で、狭隘な版下の空間で人力作業が必要な場所打ち部の型枠工を省略できます。
  • プレストレスが導入されるあご部と後打ちコンクリートが一体となって抵抗するため、接合部もひび割れを制御できます。
  • 曲げ加工の形状による制約があるループ継手の適用が困難な薄い床版厚にも対応が可能です。
  • 曲げ破壊試験により、鉄筋コンクリート床版に必要な耐力が確保されることを確認しています。
  • NEXCO総研が提案する輪荷重走行試験の結果より、100年相当の疲労耐久性に問題ないことを確認しています。

登録等

NETIS登録番号:KT-190070-A

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